独自ドメインを使ってブログやホームページを作成するときには、インターネット上の土地となる「エックスサーバー」や「シンレンタルサーバー」「ConoHa WING」などのレンタルサーバーが必要となります。

しかし、レンタルサーバーを比較していると、どれも同じようなサービス内容で、どのサーバーを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

レンタルサーバーには月額500円以下から使える格安レンタルサーバーから、ビジネス向けの法人サーバーなどそれぞれ特徴があります。

また、状況によっては「VPS」や「メールサーバー」の利用が適切な場合もあります。

そこで、本ページでは「性能」「価格」「サポート体制」の3つの基準から総合的にレンタルサーバーを比較し、厳選したレンタルサーバーの最新ランキングを紹介します。

レンタルサーバー選びで失敗したくない方はぜひ参考にしてみてください。

今回比較したレンタルサーバー一覧(20社)
エックスサーバー|シンレンタルサーバー|ConoHa WING|ロリポップ|さくらのレンタルサーバ|ColorfulBox|mixhost|コアサーバー|カゴヤ・ジャパン|リトルサーバー|ヘテムル|Value Server|CPIレンタルサーバー|XREA Free|お名前.com レンタルサーバー|Winserver|ABLENETレンタルサーバー|スターサーバーフリー|ラッコサーバー|Quicca Plus
この記事の目次

【💡結論だけ知りたい方へ】迷ったらエックスサーバーがおすすめ!

私は今まで20社以上のレンタルサーバーを利用してきましたが、「どこのレンタルサーバーがいいんだろう?」と迷ったら、エックスサーバーを選んでおけば間違いありません。

国内シェアNo.1で20年以上の運用と、250万件以上の利用実績があり、性能や費用、サポート面など総合的にバランスの良いレンタルサーバーだからです。初めてサーバーを利用する方からビジネスや法人利用まで全ての方が選んで間違いないおすすめのサーバーです。当サイトもエックスサーバーを利用して運営しています。

正直、比較せずにエックスサーバーを選んでも後悔することは少ないでしょう。

総合評価の高いおすすめのレンタルサーバー5社を比較

1位 2位 3位 4位 5位
特長 迷ったらこれ!
国内シェアNo.1
アダルト利用可
注目の新サーバー
初めてでも安心
使いやすさNo.1
月額550円〜
コスパ重視の方へ
運営歴20年以上
安い老舗サーバー
サービス名
(プラン)

エックスサーバー
(スタンダード)

シン
レンタルサーバー
(ベーシック)


ConoHa WING
(ベーシック)


ロリポップ
(スタンダード)

さくらの
レンタルサーバ
(スタンダード)

初期費用 無料 無料 無料 無料 無料
月額費用
(年間)
1,100
(13,200円)
880
(10,560円)
941
(11,292円)
770
(9,240円)
550
(6,600円)
容量 300GB 400GB 300GB 450GB 300GB
無料
ドメイン

2つ

1つ

2つ
×
なし
×
なし
マルチ
ドメイン
無制限 無制限 無制限 300個 200個
WordPress
インストール
アダルト
ジャンル
× × × ×
お試し
無料期間
10日間 10日間 なし 10日間 14日間
公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

おすすめレンタルサーバーはどれ?【2024年最新】比較ランキング7選

1位 「エックスサーバー」は国内シェアNo.1の総合評価の高い定番サーバー

💡 おすすめポイント
  • 国内シェア No.1
  • 20年以上の運営で導入実績は250万件以上
  • 個人からビジネスまで選んで間違いないサーバー
初期費用 月額費用 容量
無料 1,100
(13,200円)
300GB
無料ドメイン WordPress アダルト

2つ
×
※月額費用は12ヶ月(1年)契約の料金を記載しています。36カ月(3年)契約にした場合はさらにお得にご利用いただけます。
こんな人におすすめ!
  • 実績と安定性を重視する方
  • サポートが充実したサーバーを利用したい方

『エックスサーバー』は運用実績250万件、導入企業数17万社という国内シェアNo.1を誇る老舗レンタルサーバーです。

サーバー稼働率99.9%や充実したサポート体制など安定性と信頼性の高さが特徴で、個人から法人まで幅広く利用できる総合的におすすめできるレンタルサーバーです。

月額料金は990円〜と後発のConoHa WINGやロリポップと比べるとプランによって100〜500円ほど高いですが、決して高額なわけではなく、国内シェア率や運用実績、サポート体制などを考えると選んで間違いないでしょう。

デメリットを上げるとすると、管理パネルで設定変更してから反映されるまでに時間がかかる(20〜30分ほど)点は気になる方もいるかもしれません。

エックスサーバーの料金プラン一覧(月額費用)

プラン名 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
スタンダード 1,320円 1,210円 1,100円 1,045円 990円
プレミアム 2,640円 2,420円 2,200円 2,090円 1,980円
ビジネス 5,280円 4,840円 4,400円 4,180円 3,960円
📢 キャンペーン情報
\11月5日(火)まで最大30%OFF/
ハイスペックサーバーが月額693円~(税込)+ドメイン最大2つ無料プレゼント!
まずは10日間無料でお試し!

2位 「シンレンタルサーバー」はエックスサーバー系列のコスパ最強の新鋭サーバー

💡 おすすめポイント
  • エックスサーバー系列の新鋭サーバー!
  • 月額770円から高性能サーバーが利用可能
  • アダルトサイトの利用もOK!
初期費用 月額費用 容量
無料 880
(10,560円)
400GB
無料ドメイン WordPress アダルト

1つ
※月額費用は12カ月(1年)契約の料金を記載しています。36カ月(3年)契約にした場合はさらにお得にご利用いただけます。
こんな人におすすめ!
  • 安くて性能のいいサーバーを探している方
  • 最新の技術をイチ早く利用してみたい方

『シンレンタルサーバー』は、国内シェアNo.1のエックスサーバーの格安ラインで現在利用者が増えているレンタルサーバーです。

コスパの高さと最新の技術を取り入れることを重視しています。

エックスサーバーでは、アダルト利用が禁止されていますが、シンレンタルサーバーは成人向けコンテンツの利用が可能です。

エックスサーバーのシステムをベースとした高性能サーバーを月額770円〜利用可能です。(36ヶ月契約の場合)

性能が高く、月額料金も安いコスパの良いサーバーをお探しの方は、シンレンタルサーバーがおすすめです。

サービス開始は2021年と後発ながら、性能とコスパの高さから利用者が急増しており、アダルト利用でなくても選んで間違いないサーバーです。

シンレンタルサーバーの料金プラン一覧(月額費用)

プラン名 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
ベーシック 990円 990円 880円 825円 770円
スタンダード 1,980円 1,980円 1,780円 1,650円 1,540円
プレミアム 3,960円 3,960円 3,560円 3,300円 3,080円
📢 キャンペーン情報
\10月16日(水)まで最大30%OFF/
ハイスペックサーバーが月額539円~(税込)+ドメイン最大2つ無料プレゼント!
まずは10日間無料でお試し!

3位 「ConoHa WING」は初心者でも使いやすい管理画面が特徴の高性能サーバー

引用:ConoHa WING
💡 おすすめポイント
  • サーバー処理速度国内No.1!※
  • 月額600円代で利用できる
  • 初心者でも使いやすいシンプルな管理画面
初期費用 月額費用 容量
無料 941
(11,292円)
300GB
無料ドメイン WordPress アダルト

2つ
×
※月額費用は12カ月(1年)契約の料金を記載しています。36カ月(3年)契約にした場合はさらにお得にご利用いただけます。
こんな人におすすめ!
  • 初めてサーバーを利用する初心者の方
  • 安くて性能のいいサーバーを探している方
  • 簡単にWordPressでブログを立ち上げたい方

『ConoHa WING』は初めてサーバーを利用する方におすすめのレンタルサーバーです。

性能、料金、使いやすさのバランスが良いのが特徴で、別のレンタルサーバーを利用したことがある方なら、ConoHa WINGの手頃さが実感できるかと思います。

独自ドメイン2つを永久無料で利用でき、WordPressも申込みと同時にセットアップできるので初めてレンタルサーバーやWordPressを利用する方も安心です。

性能も高いため、初めてサーバーを利用する方だけではなく、中規模のサイト運営や個人事業主の方も問題なく利用できます。

しかし、ConoHa WINGは他社サービスでよく実施されている無料お試し期間はありません。

お試し期間を利用することは少ないですが、もしお試しをしたい場合はロリポップやエックスサーバーを利用するか、割高にはなりますが3ヶ月でお試し契約をすることがおすすめです。

ConoHa WINGの料金プラン一覧(月額費用)

プラン名 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
ベーシック 1,452円 1,331円 1,210円 941円 889円 678円
スタンダード 2,904円 2,783円 2,602円 2,360円 2,239円 2,118円
プレミアム 5,808円 5,566円 5,203円 4,719円 4,477円 4,235円
📢 キャンペーン情報
\10月21日(月)まで最大54%OFF/
ハイスペックサーバーが月額660円~(税込)+ドメイン最大2つ無料プレゼント!

4位 「ロリポップ」は長期契約の割引率が高く性能も良い月額440円から使える安いサーバー

引用:ロリポップ
💡 おすすめポイント
  • 国内シェア(利用者数)No.2!
  • 月額440円から利用可能な格安サーバー
  • 安いのに機能やスペックも充実している
初期費用 月額費用 容量
無料 770
(9,240円)
450GB
無料ドメイン WordPress アダルト
×
なし
×
※月額費用は12カ月(1年)契約の料金を記載しています。36カ月(3年)契約にした場合はさらにお得にご利用いただけます。
こんな人におすすめ!
  • とにかく安いサーバーを探している方
  • コストを抑えてブログや個人サイトを始めたい方

『ロリポップ』は月額440円〜利用できる安さが特徴です。年間9,240円からサーバーが利用できます。(※スタンダードプラン36ヶ月契約の場合)2022年からは全プランで初期費用が廃止され、さらにお得に利用できるようになりました。

安さだけでは月額100円〜など他社の格安サーバーも存在しますが、性能やサポート体制などを総合的に見るとロリポップが優れています。

スタンダードプランは格安ながら、SSDディスクの容量は300GBあり、この価格帯でのスペックとしては驚異的であり、コストパフォーマンスは数あるレンタルサーバーのなかでも最上位だと言えます。

SQLは50個と制限がありますが、個人でのサイト運用では十分なスペックです。

しかし、ライトプラン、スタンダードプランでは、無料ドメインはないのでドメインは別途用意する必要があります。

ドメイン無料を利用したい場合は、月額550円〜のハイスピードプランの利用がおすすめです。

ロリポップの料金プラン一覧(月額費用)

プラン名 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
ライト 572円 539円 517円 495円 396円 264円
スタンダード 1,155円 1,111円 1,012円 847円 682円 495円
ハイスピード 1,430円 1,320円 1,210円 990円 935円 550円
エンタープライズ 2,640円 2,640円 2,420円 2,365円 2,255円 2,200円
まずは10日間無料でお試し!

5位 「さくらのレンタルサーバ」は安さと性能、信頼性が高い運営歴20年の老舗サーバー

💡 おすすめポイント
  • 国内シェア(利用者数)No.3!
  • サービス運用歴20年以上老舗サーバー
  • プランが豊富で月額500円から利用可能!
初期費用 月額費用 容量
無料 550
(6,600円)
300GB
無料ドメイン WordPress アダルト
×
なし
×
※月額費用は12カ月(1年)契約の料金を記載しています。36カ月(3年)契約にした場合はさらにお得にご利用いただけます。
こんな人におすすめ!
  • 実績がありと安定したサーバーを利用したい方
  • ある程度サーバーの取り扱いに関して知識がある方

『さくらのレンタルサーバ』は、1996年創業の老舗インターネットサービスプロバイダであるさくらインターネットが運営しており、長年の経験とノウハウを生かした安定したサービスを提供しています。

ライトプランからビジネス向けプランまで、用途や予算に合わせた豊富なプランを用意しているので、用途に合わせて最適なプランを選ぶことができます。

最新CPUとSSDストレージを採用し、高速な処理速度と安定した稼働を実現しています。

スタンダードプランは、無料独自SSL、WordPress簡単インストール、メールアドレス無制限など、基本的な機能を月額437円から利用できます。

また電話とメール、チャットによるサポートを提供しているので、安心して利用できます。

さくらのレンタルサーバの料金プラン一覧(月額費用)

プラン名 1ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
ライト 165円 160円 121円
スタンダード 660円 550円 539円 500円
ビジネス 2,970円 2,420円 2,365円 1,980円
まずは14日間無料でお試し!

6位 「mixhost」はアダルト専用プランもあり!夜間の通信も安定した高性能サーバー

引用:mixhost

『mixhost』は成人向けコンテンツに対応しているのが特徴です。

アダルトサイトを運営する予定の場合に候補に入るのがmixhostです。mixhostは性能が高いため、アダルト以外のサイトでも利用できます。

しかし、シンレンタルサーバーやConoHa WING、ロリポップなどの人気サーバーと比べるとやや月額費用は高くなります。

また、サーバー性能としては申し分ないのですが、mixhostは長期契約の割引率が低く、契約更新時に月額費用が上がる点がマイナス評価となっています。

mixhostはサポートがメールのみで電話やチャットでのサポートはなく、返信は平日10時〜18時のみのため、土日のサポートが物足りなさがあるかもしれません。

しかし、mixhostは利用者も多いため、わからないことは検索することで解決できます。

mixhostの料金プラン一覧(月額費用)

プラン名 3ヶ月 12ヶ月 36ヶ月
スタンダード 1,980円 1,980円 1,980円
プレミアム 2,980円 2,980円 2,980円
ビジネス 4,980円 4,980円 4,980円
30日間返金保証でお試し!

7位 「ColorfulBox」は契約後にいつでもプラン変更ができる柔軟性の高いサーバー

引用:ColorfulBox

『ColorfulBox』はサービス内容によってBOX1〜BOX8まで8つのプランが用意されており、利用用途によって自分に合ったプランを選べます。

また、いつでもプランを変更できるので、サイトの状況に合わせて柔軟に調整でき、オーバースペックなサーバーを選んでしまうリスクを抑えられます。

ブログや個人サイトなどの運営であれば、BOX2プランがおすすめです。初期費用は無料で月額484円〜利用できます。

ディスク容量は300GB、マルチドメインは無制限で、WordPressにも対応しており、十分なスペックだといえます。

またアダルト専用サーバーもあるため、成人向けコンテンツを含むアダルトサイト運営をする場合にもおすすめです。

ただし、下位プランのBOX1〜BOX5は契約前の電話対応はありますが、契約後の電話での技術サポートはBOX7プラン以上の利用者だけとなります。

また、サポートが土日祝休みで平日のみという点もトラブルの際の注意点です。

ColorfulBoxの料金プラン一覧(月額費用)

プラン名 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
スタンダード 1,320円 1,210円 1,100円 1,045円 990円
プレミアム 2,640円 2,420円 2,200円 2,090円 1,980円
ビジネス 5,280円 4,840円 4,400円 4,180円 3,960円
まずは30日間無料でお試し!

月額500円以下の格安レンタルサーバーは費用を抑えたい人におすすめ!ただしスペックや制限に注意!

「コアサーバー」は性能が高くコスパも良く個人から法人利用まで可能な隠れた優秀サーバー

『コアサーバー』は、高速処理、高性能、低価格、そして無制限機能を特徴とするレンタルサーバーです。

最新CPUとSSDストレージにより、業界トップクラスの処理速度を実現しており、高負荷にも耐える64コア128スレッドCPU、800GB NVMe SSDストレージを搭載しています。

マルチドメイン、メールアドレス、データベースなど、必要な機能を全て無制限に利用できます。

転送量無制限、無料独自SSL、高速キャッシュ機能、セキュリティ対策など、充実した機能が搭載されています。

プランが多く複雑なのが難点ですが、30日間の無料お試し期間があるため、実際に利用して、自分に合っているかどうかを確認できます。

「リトルサーバー」は性能より安さを重視する人におすすめの月額250円で使える格安サーバー

『リトルサーバー』は、月額250円から利用できる格安レンタルサーバーです。個人サイトや趣味での利用などとにかく安いサーバーをお探しならリトルサーバーはおすすめできます。

無料SSLやWordPress利用、マルチドメインなど一通りの機能は揃っており、十分利用できます。

リトルサーバーは格安レンタルサーバーの中では優秀ですが、バックアップは7日間のみのため、セキュリティーやサポート体制を重視したい方には、少し物足りない可能性があります。

「バリューサーバー」は最低限の機能で月額366円から使用できる格安サーバー

『Value Server』はとくかく安いのが特徴でスタンダードプランは月額439円(年間5,268円)で利用できます。

初期費用は2,200円かかるものの、トータルで考えると人気のレンタルサーバーの半額以上安く利用できます。

さらに36ヶ月契約であれば月額366円で利用できるため、継続的な利用を検討されている方は長期契約がお得です。

格安で利用できるサーバーですがスペックも劣らず、ディスク容量は400GB、マルチドメインは無制限で、WordPressにも対応しています。

趣味などの個人利用の場合には十分なスペックだといえます。

また、スタンダードプランの下位プランであるエコプランであれば、ディスク容量は200GB、マルチドメインは25個と制限はあるものの、12ヶ月契約で月額220円(年間2,640円)で利用できます。

しかし、同価格帯の他社プランと比較するとデータ転送量が少なく、契約後のプラン変更(移行)ができないため、サイトの成長に応じた調整ができない点はデメリットです。

無料で使えるレンタルサーバーはある?

無料のレンタルサーバーはあります。しかし、スペックが低かったり、広告が表示される代わりに無料で使えたりするものがほとんどです。

基本的にブログやホームページなど長期的に運用を予定している場合は、無料のレンタルサーバーは推奨できません。

しかし、趣味のサイトやサーバーやWordPressをお試しで操作してみたい場合などは利用しても良いでしょう。

「シンフリーサーバー」(旧シン・クラウド for Free)は有料サーバーに引けを取らないエックスサーバー系列の無料サーバー

『シンフリーサーバー』は、シンクラウド株式会社が提供する完全無料のレンタルサーバーです。

以前は「XFREE」として知られていましたが、2023年10月に「シン・クラウド for Free」に改名、さらに2024年7月に現在の「シンフリーサーバー」にリニューアルされました。

シンフリーサーバーは、無料のレンタルサーバーでよくある広告表示がなく、完全に無料で利用できます。

また、WordPressも簡単にインストールでき、容量も10GBあるため、手軽に複数のサイトの運営ができます。

しかし、一般的な無料のレンタルサーバー同様に、メールや電話サポートがないため、トラブル時には自力で解決する必要があります。

また、メール機能もないので、独自ドメインのメールアドレスを利用したい場合は、別途メールサービスを利用する必要があります。

「スターサーバーフリー」は費用を抑えてWordPressやサーバーを触ってみたい人向けのサーバー

『スターサーバーフリー』は、ネットオウル株式会社が提供する完全無料のレンタルサーバーです。

無料でWordPressが利用でき、独自ドメインも使用可能なため、初心者や試しにサイトを作りたい人に向いています。

基本的な機能は揃っていますが、サーバー容量は2〜4GBとかなり少ない点には注意が必要です。

また、スマホからアクセスした際に広告が表示されるため、商用利用には向きません。

コストをかけずにサーバーやWordPressの操作を試してみたい方は、1つの選択肢にしても良いでしょう。

「XREA(エクスリア)」は広告が表示される代わりに無料で利用できるレンタルサーバー

引用:XREA

『XREA』は、GMOデジロック社が提供するレンタルサーバーサービスです。

無料プランのXREA Freeでは広告が表示されますが、初期費用や月額料金がかからず利用できます。

容量は1GBのみですが、WordPressの利用も可能です。

有料プランのXREA Plusは月額191円から利用でき、100GBの容量で広告なしのプランも選択できます。

容量の少なさからできることは限られますが、お試しとしては使ってみても良いかと思います。

レンタルサーバーをお得に利用するためのポイントは「契約期間」と「キャンペーン利用」

レンタルサーバーは「契約期間」と「キャンペーン利用」によってお得に利用できます。

ここでは、レンタルサーバーをお得に契約するためのポイントについて解説します。

レンタルサーバーは契約期間は1年以上が断然お得に利用できる

レンタルサーバーの月額料金は、契約期間によって30〜70%程度の割引が適用されます。

そのため、契約期間は長いほうが月額費用を安く抑えられます。

特に12ヶ月以上の契約から割引幅が大きくなるため、契約期間は12ヶ月以上を目安にすることをおすすめします。

また、1ヶ月や3ヶ月など短期の場合、利用を開始してすぐに更新作業が必要になるため、手間を減らすという点でも12ヶ月以上は目安となります。

主要なレンタルサーバー4社の契約期間ごとの月額費用の割引率は以下の比較表をご確認ください。

サービス名
(プラン)

エックスサーバー
(スタンダード)


シンレンタルサーバー
(ベーシック)


ConoHa WING
(ベーシック)


ロリポップ
(スタンダード)

1ヶ月 1,100円
3ヶ月 1,320円
(3,960円)
990円
(2,970円)
1,331円
(3,993円)
1,045円
(3,135円)
6ヶ月 1,210円
(7,260円)
990円
(2,970円)
1,210円
(7,260円)
935円
(5,610円)
12ヶ月 1,100円
(13,200円)
880円
(10,560円)
941円
(11,292円)
770円
(9,240円)
24ヶ月 1,045円
(25,080円)
825円
(19,800円)
889円
(21,336円)
605円
(14,520円)
36ヶ月 990円
(35,640円)
770円
(27,720円)
678円
(24,408円)
440円
(15,840円)
※()内の金額は月額費用×契約期間で算出した契約時の支払金額です。

入会キャンペーンの利用で初年度のサーバー費用を節約できる

レンタルサーバーは、初年度のサーバー料金50%OFFなどの入会キャンペーンを実施しています。

エックスサーバーやConoHa WINGなどの主要なレンタルサーバーはキャンペーン内容は変わるものの、年中何かしらの入会キャンペーンを実施しているので、いつ契約してもお得に利用を開始できます。

初めてでも失敗しないレンタルサーバー選び方の20のポイントを徹底解説

レンタルサーバーを選ぶ際、初心者は「どのサーバーを選べばよいか」「どの機能が必要なのか」で迷うことが多いです。

レンタルサーバーは契約後に別のサーバーに変更することもできますが、複雑な手続きが必要となるので最初から長期的に利用できるサーバーを選ぶことが大切です。

ここからは、初心者でも失敗しないレンタルサーバーの選び方について、20のポイントにわたって解説していきます。

最適なレンタルサーバー選びの参考にしてください。

1. レンタルサーバーの種類は4つ!ホームページやブログの個人利用なら共用サーバーを選べば間違いない

レンタルサーバーは大きく4つの種類に分けられます。共用サーバー、VPS(仮想専用サーバー)、専用サーバー、そしてクラウドサーバーです。

個人利用や小規模なサイトには、コストパフォーマンスに優れた「共用サーバー」を選ぶのが一般的です。

共用サーバーは他のユーザーとサーバーのリソースを共有するため、初期費用や運用コストを低く抑えることができ、設定や管理です。個人のブログやポートフォリオサイト、小規模なビジネスサイトには共用サーバーが最適です。

しかし、共有サーバーは、サーバーリソースを他ユーザーと共有するため、他のサイトの負荷が自分のサイトにも影響を与えることがある点には注意が必要です。

アクセスが急増した場合や、リソースの多いアプリケーションを使用する場合は、VPSや専用サーバーへの移行も検討しましょう。

2. サーバー性能は処理速度と稼働率の2つを基準に確認しよう

サーバー性能で重視すべきは、処理速度と稼働率です。

処理速度は、サイトのページ表示速度に直結しており、サイトに訪れるユーザーへの体験と、SEO(検索エンジン最適化)にも影響を与えます。

ページの読み込みが遅いとユーザーがサイトを離れてしまうため、検索エンジンの評価が下がり、結果として検索順位が下がる可能性があります。

また、稼働率は、サーバーがどれだけ安定して動作しているかを示す指標です。

99.9%以上の稼働率が理想とされており、これを下回るサーバーでは、頻繁にダウンタイムが発生し、訪問者に悪い印象を与えかねません。

そのため、安定して高い稼働率とスピードを提供しているサーバーを選ぶことが重要です。

エックスサーバーやConoHa WING、ロリポップ、mixhostなど主要なサーバーは、稼働率が安定しており、スペックの面ではどれを選んでも問題ないです。

3. 月額費用の平均は1,000円前後、費用を抑えたいときは500円以下の格安サーバーを検討しよう

レンタルサーバーの月額費用は一般的に1,000円程度が目安となりますが、初期コストを抑えたい場合には、500円以下の格安サーバーを選ぶのも一つの手です。

特に、個人ブログや趣味のWebサイトなど小規模なサイト運営を目的としている場合、格安サーバーでも十分な性能を発揮することができます。

ただし、格安サーバーはデータベースの数が限られていたり、サポート体制が充実していない場合があります。

一部の機能が制限されることがあるため、サイトの規模や運営に必要な機能をチェックおきましょう。

趣味のブログやテスト用のサイトなど、サーバーリソースをあまり消費しないサイトであれば、格安サーバーで十分対応可能です。

最初は低コストでスタートし、アクセス数や機能が必要になった時点で上位プランへのアップグレードを検討するのも良いでしょう。

4. 月額費用は更新時に高くなる可能性があるので初年度の費用だけではなく更新後の金額も確認しよう

レンタルサーバーの多くは、初年度に割引価格を提供しているため、契約時の費用がとても安く見えることがあります。

しかし、2年目以降の更新時に月額費用が大幅に上がるケースがあるため、初年度の費用だけでなく更新後の金額をしっかり確認することが重要です。

例えば、mixhostは初年度が55%〜70%OFF、カラフルボックスは50%OFFとなるため、初年度と更新時で月額費用が変わります。

そのため、契約前に「更新後の費用はいくらになるのか」をチェックしておくことが重要です。

コストを抑えたい場合は、長期的なコストを見据えた上でプランを選ぶ必要があります。

5. ブログやホームページの運営ならサーバー容量は100GB〜300GBを目安にしよう

レンタルサーバーの容量は、運営するサイトの規模に合わせて適切な容量を選ぶことが重要です。

一般的なブログや中規模のホームページを運営する場合、サーバー容量は100GB〜300GBが目安となります。

テキスト中心のサイトや画像が少ないブログであれば、この範囲内の容量で十分に対応できますが、画像や動画を多用する場合には、より多くの容量が必要になることもあります。

特に、メディアファイルを多く取り扱う場合、サーバー容量が不足すると、サイトの運営やデータの保存に支障をきたすことがあります。

例えば、写真を中心としたポートフォリオサイトや、動画コンテンツを含むメディアサイトでは、300GB以上の容量が求められる場合もあるでしょう。

6. 独自ドメインが無料のレンタルサーバーならドメイン代を年間1,500〜3,000円節約できる

独自ドメインを利用する場合、通常は年間1,500〜3,000円程度のドメイン費用が発生します。

しかし、一部のレンタルサーバーでは、レンタルサーバー利用期間中は独自ドメインを無料で提供している場合があり、これを利用することでドメイン費用を大幅に節約できます。

長期的なコスト削減を考える際には、無料ドメインのサービスがあるかどうかを確認することが重要です。

おすすめレンタルサーバー7社の無料ドメインサービスの比較は以下をご覧ください。

サーバー名無料ドメイン
エックスサーバー全プランで2個永久無料
シンレンタルサーバー全プランで1個永久無料
ConoHa WING全プランで2個永久無料
ロリポップハイスピードプラン以上で2個永久無料
さくらのレンタルサーバなし
mixhost初年度のみ1個無料
ColorfulBoxBOX2〜8プランで1個永久無料

独自ドメイン代が無料になるレンタルサーバーを選べば、毎年の運営コストを大幅に削減できるため、特に長期間の利用の場合には大きな差となります。

7. WordPressの簡単インストール機能があると初心者でも最短3分で設定できる

多くのレンタルサーバーは、WordPressの自動インストール機能を提供しており、初心者の方でも簡単にブログやサイトを立ち上げることができます。

通常、手動でWordPressをインストールする場合、データベースの設定やファイルのアップロードなど、ある程度の技術的な知識が必要ですが、自動インストール機能を使えば、わずか数クリックでサイトの設定が完了します。

例えば、エックスサーバーでは、レンタルサーバー契約時に基本事項を入力することで、最短3分でWordPressサイトを立ち上げることができるので、手間をかけずにサイトを公開することができます。

この機能は特に初心者の方にとって便利で、初めてサイト運営に挑戦する場合でも安心して利用できるでしょう。

また、インストール後も簡単に管理ができるため、運営の手間を大幅に軽減することが可能です。

8. 複数のサイトを運営する予定ならマルチドメイン対応のサーバーを選ぼう

将来的に複数のWebサイトを運営する予定がある場合、マルチドメイン対応のサーバーを選ぶことをおすすめします。

マルチドメイン対応のサーバーでは、1つの契約で複数のドメインを管理できるため、複数のサイトを効率よく運営することができます。

例えば、個人のブログやビジネスサイトを同時に運営したい場合、別々のサーバーを契約する必要がなく、1つの契約で複数サイトを一元管理できるため、コストと手間を大幅に削減できます。

また、将来的にサイトの数が増えることを見据えて、マルチドメイン対応のサーバーを選ぶことで、管理作業が煩雑にならず、効率的に運営を進めることが可能です。

9. 契約後や利用中に料金プランの変更(アップグレードやダウングレード)ができるとサイトの成長に柔軟に対応できる

レンタルサーバーを選ぶ際、料金プランの柔軟な変更が可能かどうかも大きな選定ポイントです。

サイト運営は、時期や規模によって必要なリソースが変動するため、状況に応じてプランをアップグレードしたり、ダウングレードできるサーバーは便利です。

初めは低価格なプランでスタートし、アクセスが増えたタイミングで上位プランへ移行するなど、柔軟な運用が可能です。

カラフルボックスはいつでもプランを変更できるレンタルサーバーです。

ロリポップやさくらのレンタルサーバなどもプラン変更ができますが、上位プランへのアップグレードのみで、下位プランへのダウングレードはできません。

サイトの成長に合わせたプラン変更を見込んでいる場合は、その点もチェックしておきましょう。

10. お得に利用するなら12ヶ月以上の契約で月額費用の割引を活用しよう

​​レンタルサーバーは長期契約をすることで、月額費用が割引されることが多くあります。

特に、12ヶ月以上の契約を行うことで、初期費用を抑え、さらに月額費用を下げることができます。

例えば、ConoHa WINGの場合、1ヶ月ごとの契約だと月額1,452円ですが、12ヶ月契約をすると月額941円に割引されます。

また、24ヶ月契約や36ヶ月契約だと、最大600円台まで割引されるので、長期の契約を選択すれば費用を抑えてサーバーを利用できます。

ただし、長期契約を選ぶ際には、まとまって支払う金額は多くなるので、12ヶ月(1万円前後)がバランスが良いです。

また、更新後の費用やサービス内容の変化についても事前に確認しておくことが重要です。長期契約をすることで、コスト面でのメリットがあり、更新忘れなども防げるため安心してサーバーを運用できるでしょう。

11. 初めてレンタルサーバーを利用するならコントロールパネル(管理画面)の使いやすさも比較しよう

サーバーの管理に慣れていない初心者にとって、コントロールパネル(管理画面)の使いやすさは意外と重要なポイントです。

直感的に操作できるかどうかによって、サイトの管理がスムーズに進むかが大きく左右されます。

人気の高いレンタルサーバーは、操作が簡単で機能が充実している「cPanel」や「Plesk」があります。

これらのコントロールパネルは、ドメイン管理やメール設定、WordPressのインストールなどをクリック操作で簡単に行えるため、初心者にも優しい設計となっています。

初めてのレンタルサーバー利用時には、使い勝手の良い管理画面を選ぶことで、サイト運営が快適になります。

好みにもよりますが、エックスサーバーやConoHa WINGは管理画面が使いやすいサーバーです。

エックスサーバーの管理画面

一方で、さくらのレンタルサーバやロリポップはどちらも人気のあるサーバーではありますが、管理画面は少し古く使いづらい印象があります。

さくらのレンタルサーバの管理画面

12. もしものときにデータが復元できる自動バックアップ機能があるサーバーを選ぼう

Webサイトを運営する上で、予期せぬトラブルでデータが消失するリスクが存在します。

そのため、レンタルサーバーに自動バックアップ機能が備わっているかどうかを確認することは重要です。

自動バックアップ機能があれば、サーバーが定期的にサイトのデータをバックアップしてくれるため、手動でのバックアップ作業が不要になり、トラブル発生時には迅速にデータを復元することができます。

サーバー障害やハッキングによってサイトがダウンした際、自動バックアップから数クリックでデータを復元できるサーバーを選んでおくことで、大切なコンテンツを保護し、サイトのダウンタイムを最小限に抑えることができます。

また、バックアップ期間も確認しましょう。一般的には1週間保存されていれば問題ないでしょう。

13. マルウェアやフィッシングなどサイバーリスクに備えてセキュリティ設定機能があるサーバーを選ぼう

近年、Webサイトに対するサイバー攻撃やセキュリティリスクが高まっているため、レンタルサーバーを選ぶ際にはセキュリティ機能が充実しているかどうかを必ず確認しましょう。

具体的には、マルウェアスキャン、ファイアウォール、SSL証明書の無料提供などがセキュリティ対策の基本です。

SSL証明書はサイトとユーザー間のデータ通信を暗号化し、ユーザーの個人情報を保護する役割を果たします。

また、ウイルス対策や不正アクセス防止機能も重要です。セキュリティ機能が整っているサーバーを選ぶことで、サイバー攻撃やデータ漏洩のリスクを大幅に軽減できます。

多くのレンタルサーバーが無料でSSL証明書を提供しているため、これらのサービスが含まれているかを確認し、安全性を確保しましょう。

14. 成人向けコンテンツを取り扱うなら必ずアダルト対応サーバーを利用しよう

成人向けコンテンツを運営する場合、アダルト対応のレンタルサーバーを選ぶことが重要です。

エックスサーバーやConoHa WINGなど、人気のレンタルサーバーでは、成人向けコンテンツの掲載が禁止されていることが多く、利用規約違反となるおそれがあります。

違反が発覚すると、アカウントが停止されるリスクがあるため、成人向けコンテンツを取り扱う予定の場合は、事前にアダルト対応のサーバーを利用しましょう。

シンレンタルサーバーはエックスサーバー系列ですが、アダルト利用ができます。

また、mixhostとカラフルボックスは通常プランでも、アダルト利用ができますが、夜間の通信が安定したアダルト専用サーバーも用意されています。

成人向け動画サイトや画像を大量に扱うサイトは、アクセスが集中するため、サーバーにかかる負荷が大きくなりますが、アダルト対応サーバーはその点が強化されているので安定した運用を提供してくれます。

15. 電話サポートがあると安心!メールやチャットは対応時間を確認しておこう

サポート体制も、選定時に考慮すべき重要なポイントです。特に、技術的なトラブルが発生したときに電話サポートがあると、直接サポートスタッフに相談できるため迅速な対応が期待できます。

電話サポートがないサーバーも多く、メールやチャットのサポートしか提供されていない場合もあるため、対応時間やサポートの質を事前に確認することが大切です。

例えば、24時間365日対応のサポートがあるサーバーであれば、深夜や休日に緊急のトラブルが発生した際でもすぐに対応を依頼できます。

一方で、メールサポートやチャットサポートは、即時対応が難しい場合があるため、急ぎの問題に対応するには不向きです。

サイトの重要性や運用体制に応じて、サポート体制が充実したサーバーを選ぶことで、安心して運営を続けられます。

ConoHa WINGは初心者にも人気なレンタルサーバーですが、サポート体制は電話が繋がらない、メールフォームが見つけづらいなどサポート面ではマイナスな口コミも多いです。

一方でエックスサーバーやシンレンタルサーバーは、よくある質問がまとまったFAQサイトが充実しているため、困りごとのほとんどは調べると解決できます。

16. お試し期間があるレンタルサーバーは10日〜30日間無料でお試し利用できる

初めてレンタルサーバーを利用する場合や、どのサーバーが自分のサイトに適しているか判断しかねる場合には、無料のお試し期間を活用しましょう、

多くのレンタルサーバーは、10日〜30日間程度の無料お試し期間を提供しており、その期間中に実際の使用感を確認できます。

サイトの表示速度や管理画面の使いやすさ、サポートの対応速度などを試すことができるため、本格的な契約をする前に自分に合ったサーバーを見つけることが可能です。

お試し期間中に問題がなければそのまま契約を進めることができ、万が一、速度や機能に不満がある場合は、無料期間内に解約することで無駄な費用が発生しません。

初めてのサーバー選びに迷った際は、複数のサーバーでお試し利用をしてから最適なサーバーを選定すると良いでしょう。

17. 独自ドメインのメール利用が目的ならメール専用サーバーも検討しよう

独自ドメインでメールだけを利用するためにレンタルサーバーを借りる場合、特にビジネスでの利用を想定しているなら、メール専用サーバーを選ぶことを検討しましょう。

一般的なレンタルサーバーでもメール機能は提供されていますが、大量のメール送受信や安定性を求める場合には、専用のメールサーバーの方が適しています。

特に、スパムフィルタや暗号化、バックアップ機能など、ビジネスメールで重視されるセキュリティ対策が整っているサーバーを選ぶと安心です。

企業など複数の従業員がメールを使用する環境では、安定したメールサーバーが不可欠で、メール遅延や受信トラブルが発生しないようにするためにも、信頼性の高いメール専用サーバーを選ぶことが推奨されます。

18. 趣味やお試しでの利用なら無料のレンタルサーバーもチェックしよう

趣味でブログを始めたり、Webサイトをお試しで運営してみたいという方には、無料のレンタルサーバーも選択肢の一つです。

無料のサーバーはコストがかからないため、初めてのサイト運営や試験的なプロジェクトに適しています。

ただし、無料サーバーには制約が多いことがデメリットです。広告が強制的に表示されたり、サーバーの容量やデータ転送量が制限されることがあります。

また、サポートが手薄であったり、突然のサービス終了のリスクもあるため、長期運営には向いていません。

とはいえ、趣味やテスト目的であれば、無料サーバーで気軽にサイトを始めるのも良いでしょう。

19. ビジネスや法人での利用は法人向けサーバーやエンタープライズプランを選ぼう

ビジネスや法人向けにレンタルサーバーを利用する場合、一般的な個人向けプランではなく、法人向けのサーバーやエンタープライズプランを選びましょう。

法人向けサーバーは、高いセキュリティ対策や、安定したサーバー環境、大量アクセスに対応できるリソースが提供されているため、ビジネス用途に最適です。

大規模なECサイトや顧客データを扱うコーポレートサイトでは、個人向けプランでは対応できない大量のトラフィックやデータ処理が必要になることがあります。

法人向けプランを選ぶことで、24時間365日対応のサポートや、データの安全な管理を実現するセキュリティ機能を活用でき、安心して事業を展開することが可能です。

また、法人向けプランでは、カスタマイズ可能な機能が豊富に用意されているため、企業の成長に合わせて柔軟にサーバー環境を拡張できる点も魅力です。

20. 口コミや評判だけではなく過去に大規模なトラブルや炎上がないか確認しよう

レンタルサーバーを選ぶ際には、口コミや評判も重要な指標ですが、それに加えて過去の運用実績やトラブル履歴も確認することが大切です。

サーバーの信頼性を確保するためには、過去に大規模なサーバーダウンやセキュリティトラブルが発生していないかを調べることが必要です。

特に、サーバー会社が突然サービスを停止したり、大量のデータが漏洩するような事態が発生したことがある場合、そのサーバーの信頼性は低いと判断されるでしょう。

例えば、過去に大規模なサーバーダウンで顧客に多大な影響を与えたことがあるサービス提供者は、その後の対応や改善策がしっかりしているかどうかも含めて確認する必要があります。

口コミだけではなく、実績や信頼性を基にした選定を行うことで、長期的に安心して利用できるサーバーを選ぶことが可能です。

レンタルサーバーとは、Webサイトなどをインターネット上に公開するために必要なサーバーを借りることができるサービス

レンタルサーバーとは、簡単にいうとWebサイトなどをインターネット上に公開するために必要なサーバーの一部を、サーバー事業者から借りることができるサービスのことです。

個人や企業は、専用のサーバーを自分で用意することなく、簡単にインターネット上で情報発信ができるようになります。

レンタルサーバーサービスにより、手軽にWebサイトやメールサービスを運営する環境が整います。

サーバーを借りると何ができる?

レンタルサーバーを借りることで、Webサイトの公開や運営ができるだけでなく、様々なオンライン活動を展開するための土台が整います。

個人や企業が、自分だけの空間をインターネット上に持つことができ、簡単に情報発信が可能となります。

まず、レンタルサーバーを利用する主な目的は、Webサイトを公開することです。

例えば、ブログ、ポートフォリオ、趣味のホームページを作成する場合、レンタルサーバーにWebサイトのデータをアップロードすることで、誰でもそのサイトにアクセスできるようになります。

さらに、レンタルサーバーを利用すれば、自分の独自ドメインを取得して、オリジナルのメールアドレスを作成することが可能です。

例えば、「info@yourcompany.com」といった独自ドメインのメールアドレスを持つことで、ビジネスの信頼性を高め、企業イメージを強化することができます。

特に企業や個人事業主の方にとって、顧客とのコミュニケーションを円滑に進めるための重要なポイントとなります。

また、趣味や個人の活動においても、独自ドメインのメールアドレスを持つことで、自分だけのユニークなアドレスを作ることができ、個人ブランドの確立に役立ちます。

メールサービスにおいても、一般的な無料メールサービスよりも信頼性が高く、カスタマイズの自由度が広がるため、より専門的な活動が可能になります。

レンタルサーバーを利用するメリットは保守運用を任せられること

レンタルサーバーを利用する最大のメリットは、サーバーの保守運用をサービス提供者に任せられる点です。

サーバーの運用には高度な技術知識が必要なため、個人や小規模な企業が自分でサーバーを管理するのは手間とリスクが伴います。

レンタルサーバーを使うことで、こうした技術的な作業を専門の業者が対応してくれるため、安心して運用が可能です。

サーバーのメンテナンスや障害対応を自分で行うとなると、専門的な知識が必要で、問題が発生した際には迅速に対応できないこともあります。

しかし、レンタルサーバーを利用していれば、サービス提供者が24時間体制でサーバーの監視やメンテナンスを行い、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれます。

また、セキュリティ対策や定期的なバックアップもサービスに含まれていることが多く、これによりサイバー攻撃やデータの消失リスクを軽減できます。

定期的に行われるセキュリティアップデートやバックアップにより、万が一のトラブルが発生しても被害を最小限に抑えることができ、安心してサービスを利用することができます。

さらに、レンタルサーバーの利点として、初期費用が非常に抑えられる点があります。

自分でサーバーを購入し、設置・運用する場合には、高額なハードウェアの購入費用や設置場所の確保、電力コストなどが発生しますが、レンタルサーバーを利用することで、初期投資を避け、月々の利用料金だけで済むため、コスト効率が良いと言えます。

レンタルサーバーのデメリットは他の利用者の影響を受けるおそれがあること

一方で、レンタルサーバーにはデメリットもあります。その中でも特に注意が必要なのは、他の利用者の影響を受ける可能性があることです。

特に一般的レンタルサーバーと呼ばれる「共用サーバー」では、一つのサーバーを複数のユーザーが共有するため、他のユーザーが過剰な負荷をかけると、自分のWebサイトのパフォーマンスに悪影響が及ぶことがあります。

例えば、同じサーバーを使っている別のユーザーが、一時的に大量のアクセスを受けてサーバーに高負荷をかけた場合、自分のWebサイトの表示速度が遅くなったり、最悪の場合一時的にアクセスできなくなることもあります。

また、共用サーバーでは、メモリやCPUといったリソースが他のユーザーと共有されるため、安定したパフォーマンスを維持するのが難しい場合があります。

特にアクセスが集中する時間帯や、リソースを多く消費するプログラムを実行する場合、サイトの動作が遅くなることがあるのです。

もし、自分のサイトが大規模なアクセスを見込める場合や、安定したパフォーマンスが必要な場合には、共用サーバーではなく、VPS(仮想専用サーバー)や専用サーバーといった、より高性能なサーバーを検討する必要があります。

他のユーザーの影響を受けることなく、自由にサーバーリソースを使うことができ、安定した運用が可能になります。

国内のレンタルサーバーシェア大手3社は「エックスサーバー」「ロリポップ」「さくらインターネット」

HostAdviceの調査(2024の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア)によると、国内のレンタルサーバーシェア大手3社は「エックスサーバー」「ロリポップ」「さくらインターネット」と分かっています。

国内シェア率は、エックスサーバー(14.6%)、ロリポップ(14.07%)、さくらインターネット(13.54%)と、3社で42.21%と4割以上を占めています。

これらのシェア率の高い大手3社は運用実績があり、新興のサービスに比べて信頼性が高く安心して利用できるので、シェア率も1つの基準にしても良いでしょう。

さらに、エックスサーバーは系列としてシンレンタルサーバーも展開しています。また、ロリポップの運営会社であるGMOペパボ株式会社はGMOのグループ会社で、同社は、ConoHa WINGやコアサーバー、お名前.comレンタルサーバーなども展開しています。

そのため、エックスサーバー、さくらインターネット、GMOの3社で、国内の約8割シェアを占めていることになります。

運営会社(系列)サービス名
エックスサーバー株式会社・エックスサーバー
・シンレンタルサーバー
・シンフリーサーバー
さくらインターネット株式会社・さくらのレンタルサーバ
GMO系列・ロリポップ
・ConoHa WING
・コアサーバー
・バリューサーバー
・お名前.comレンタルサーバー
・ヘテムル
・XREA

個人向けと法人向けレンタルサーバーの違いは「サポート体制」と「セキュリティ対策」の充実度

法人向けレンタルサーバーは、特にサポート体制やセキュリティ対策において、より充実していることが多いです。

企業にとっては、Webサイトが一時的にダウンするだけでもビジネスに大きな影響を及ぼすため、サポートの充実度は重要です。

法人向けのレンタルサーバーでは、24時間365日のサポート体制が整っていることが多く、万が一のトラブルが発生した際にも、迅速に対応してもらえる点が大きな魅力です。

また、法人向けサーバーは、セキュリティ対策が特に強化されています。個人情報の保護やアクセス制御、SSL証明書の導入といったセキュリティ面での対策が充実しています。

顧客データや重要な業務データを扱う場合、強固なセキュリティ対策は不可欠です。

一方、個人向けのレンタルサーバーは、コストが抑えられている反面、サポート体制やセキュリティ対策が法人向けと比べて限定的であることが多いです。

しかし、個人や小規模なプロジェクトには十分な機能が提供されているため、特に大規模なサイト運営を考えていない場合には、コスパの良い個人向けプランで十分でしょう。

レンタルサーバーの契約からWordPressをインストールするまでの手順を解説

ここでは、国内シェアNo.1で当サイトでも人気のエックスサーバーを例にWordPressのインストール方法を解説します。

レンタルサーバーのプランや契約期間を選択する

個人でWebサイトを運用するためにレンタルサーバーを利用する場合には、スタンダードプランの12ヶ月がおすすめです。

契約期間による割引が発生するため、通常1,100円のところ月額990円で利用できます。また、エックスサーバーは更新後も金額が変わらないので安心です。

初期費用はなしの12ヶ月契約のため、初回の支払いは11,880円になります。

初回の費用を抑えたい方は、月額では割高になりますが、3ヶ月や6ヶ月契約を選びましょう。

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ユーザー名やサブドメイン名などを設定する

次にユーザー名を選択します。エックスサーバーの場合、ユーザー名=サブドメイン名となるため、サーバーのサブドメインの利用を考えている方はユーザー名は慎重に決めましょう。

サーバー会社のサブドメインとは、エックスサーバーの所有する「xsrv.jp」というドメインの「〇〇. xsrv.jp」〇〇のところを自由に使用できる仕組みです。

サブドメインを利用する場合は、ユーザー名が〇〇になったドメインが使用できます。サーバードメインはおまけ程度に利用できるものなので、独自ドメインを利用予定の場合はログインIDを決める感覚で決めてしまって問題ありません。

ただし後からサブドメインを利用する場合はURLとして公開されるため名前や誕生日などを含むものは避けたほうが無難です。

独自ドメイン(URL)を選択する

独自ドメインを利用する場合は、契約時にドメイン名を選ぶことができます。

以下の図のセカンドレベルドメインの箇所が独自ドメインとなります。

通常、独自ドメインは年間1,500〜3,000円ほどでドメインサービスから契約しますが、エックスサーバーはサーバー契約で独自ドメインが2つ無料で利用できます。

エックスサーバーのレンタルサーバーを利用している間は永久に無料なのでお名前.comなどのドメインサービスを利用して別で契約するよりもお得です。

WordPressのインストール設定を行う

続いてWordPressのインストールを行います。

以前はWordPressをインストールするためには、サーバーのファイルマネージャーや管理ファイルにWordPressのファイルを手動で設置してインストールする必要がありました。

しかし、現在では簡単インストール機能により管理画面から必要な情報を入力するだけでインストールが可能です。

WordPressのインストール手順は以下の動画をご確認ください。

【エックスサーバー】WordPressをサーバーにインストールする手順

レンタルサーバー選びで迷ったら国内シェアNo.1、性能や料金、サポート体制など総合的に評価の高い「エックスサーバー」がおすすめ!

レンタルサーバー選びで迷ったら、エックスサーバーを選んでおけば間違いありません。

『エックスサーバー』は運用実績は250万件、導入企業数17万社の国内シェアNo.1のレンタルレンタルサーバーです。サーバー稼働率99.9%や充実したサポート体制など信頼性の高さが特徴です。

当社の調査では、エックスサーバーは性能、料金、サポートなどの総合的に最も評価の高いレンタルサーバーです。

また、サポートページが充実しており、困ったことを簡単に調べられるため、初めてサーバーを利用する方も安心です。

全プランで独自ドメインが2つ永久無料なので、ドメイン費用を(年間2,000円ほど)節約できるのも嬉しいポイントです。

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